セカンドオピニオン

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3月28日
薬を嫌がって、混ぜたご飯を残そうとする。

3月29日
朝ごはん残す。
ステロイドが入ってないせいか
昼はぐったりしていた。
薬を喉奥に放りこんで
なんとか摂取させる。

夜ごはんも食べない。

生の馬肉は食べなかったが
火を通すとバクバク食べた!
牛ミンチも食べたで、急いで買い足しに
出掛けたが、合い挽きしかなかった。
食べるだろうか?

3月30日
朝はなにも食べない。
カリカリもお肉もヨーグルトも拒否。

18:00
セカンドオピニオンとして話を聞きたいと
近所の腫瘍専門医のいる病院へ。
検査しないとなにも言えないとのことで
精密検査をする。
レントゲン、エコー、血液検査、細胞診
などなど。

結果はいかのとおり。

ステージ5
癌が骨髄まで転移している(末期)
肺の半分が白く癌におかされている
胸部にも10センチ丸のリンパ腫がある
膀胱炎で膀胱に膿がたまっている
多臓器不全

癌の治療は切除や抗がん剤の使用だが
まずは点滴の入院(3日程度)で
多臓器不全を改善してから
副作用の弱いが良くきく抗がん剤の使用
かいいだろうと。

ステージ5であると丁寧に説明して頂いたので
多臓器不全が多少改善して
何になる?
肺が潰れて呼吸が苦しいのに
そのしんどさがずっと続く。

それでいい?

わからない。

一旦返事は保留し帰宅した。

積極的な延命治療をしないことは
犬の生に対してサボってるとは言わないか。
精一杯やったと胸をはれるか。
後悔しないか。

考えがぐるぐるめぐる。


3月31日
一晩中、はぁはぁ苦しそうだった。

9:00
点滴の入院するなら、もう行かないと。
でも、でも……
悩んでいた。
昨日より更にグッタリしてる。

11:00
子犬の頃からお世話になっている
いつもの動物病院へ。
ステージ5の検査結果を見せて
点滴の入院するかどうかと相談した。

先生は検査結果をカルテに写しながら
他所で検査したことを責めることなく
話を聞いてくれた。

それで、
点滴しても今の癌のしんどさは変わらない
この子は入院は嫌がるだろう
と、先生は言った。
聞きたかったことを言って頂いたと思った。

入院はさせない。

今日いちにち、良く行った公園に行こう。
窓を開けて車で走ろう。
写真をとろう。

そう決めた。

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