動物病院へ報告

4月6日

雨の日。

世話になってた動物病院へ。

診察券を出すといつもの看護婦さんが
カルテを出しながら
「今日は点滴?」
と聞くので
火曜日に亡くなったと言おうとしたけど
言葉が詰まってしまった。
それを見て察してくれて「いつですか?先生呼びますね」
と言ってくれた。

先生には火曜日の朝は目が合ったけど
午後にはぐったりしていたこと。
家には居たが亡くなる瞬間はみてないこと。
を伝えた。

苦しんだだろうか?
安楽死がよかっただろうか?と
悩んでいることを聞いた。

飼い主に見られていると逝けないから
居ないときに逝く話は良く聞くよ。
最後は意識が無かっただろうから
苦しくなかったんじゃないか、
安楽死は必要なかったと思う、
と答えてくれた。
少しほっとした。

先生、子犬の頃から
長い間ありがとうございました。
お礼を言って病院を出た。

少し遠いこの病院には
もう来ることはないだろう。

その足で
友達のAちゃんちへ。

メールで報告しても、
メールのやりとりだけでは悲しすぎて
直接言いたかったから。
愛犬を看取ったことのある彼女は
話しを聞いて
「犬は自分の最期を自分できめる。
だから、あなたが寝ている間に
逝くことにしたんだよ」と言って
一緒に泣いてくれた。

どの犬だって人間だっていつかは死ぬ。
でも、自分の身にふりかかるまでは
その意味が分からないもんだねって
言い合った。

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3月31日の写真。
まだ水も良く飲み、ご飯も食べていた頃。